高度な品質要求要求をクリアする。
品質管理システムとプロフェッショナリズムの両輪

航空宇宙防衛分野を中心に、高速鉄道車両や原子力燃料体など、自社製品の多くが高い安全性と信頼性を求められる分野で使用される事から、ゆるぎない品質管理システムの構築と高度な知識と技能を持つプロフェッショナル人材の育成が求められます。

品質マネジメントシステムと認証資格

Quality Management System & Qualification

国際品質マネジメントシステム認証と個人資格の両輪で、品質の信頼性を継続的に高めています。

三益工業では、一般産業向けのISO9001はもとより、航空宇宙防衛産業向けのJIS Q 9100および特殊工程である非破壊検査にてNadcapの認証を取得。この他、熱処理や非破壊検査に対する国内大手航空宇宙プライム各社による作業場認定を受けるなど、国際的な基準に基づく品質マネジメントシステムを運用し実務に反映しています。また、社員一人ひとりおいても、製造部門や検査部門を中心に国家技能士資格・顧客認定検査員資格・国際非破壊検査員資格等の取得を通じて専門性の高い業務を行っています。こうした体制のもと、受注から納入まで、営業・生産管理・生産技術・製造・品質管理の各部門/各人員が有機的に連携し、モノづくりプロセスに対する品質の確保に努めています。

主な顧客認定資格

資格内容 認定企業
認定検査員・認定計測員 IHI/島津製作所/ナブテスコ
認定熱処理作業者 SUBARU/ミネベアミツミ
認定熱処理検査員 島津製作所/SUBARU
認定磁粉探傷検査員 川崎重工/島津製作所/SUBARU/東京計器/ナブテスコ/日本ムーグ/BOEING/三菱重工/ミネベアミツミ

※敬称略

寸法検査と非破壊検査

Dimensional & Non-Destructive Inspection

出荷される製品は、国家技能検定資格や顧客認定検査員資格を有する検査員による最終検査が施され、検査証明書と共に納品されます。寸法や幾何公差の機械測定には、定期的に校正を受けたノギス・マイクロ等の通常測定具をはじめ、最先端の三次元測定機や画像寸法測定機が使用されており、信頼性の高い測定結果をお届けします。熱処理および非破壊検査についても、AMS・ASTM規格より管理運用されてる各種硬さ試験機や磁粉探傷検査機を使用することにより品質の妥当性を担保しています。

三次元測定機を用いた寸法測定検査の様子

品質方針

時代のニーズにお応えする精密加工メーカーとして
ものづくりを通じお客様の信頼と満足度向上を図る

  1. 当社の企業活動に関連した法律・法令を遵守し、安全・品質を第一にしてお客様の要求品質を100%満足する製品を納入する。
  2. 品質方針を基本に品質目標を定め、P・D・C・Aの管理のサークルを回し、MQSの有効性について継続的な改善を進める。
  3. 品質は工程でつくられることを基本に、3ゲン主義(現物・現場・現象)に徹し、品質の向上を図る。
    以上を達成するために全従業員が一丸となって行動する。

2015年10月1日
三益工業株式会社
代表取締役 中西忠輔

リーダーコメント

目に見えない品質を守る。
それが私の仕事です。

特殊工程課 係長 渡辺洋子(2008年入社)

航空・宇宙・防衛分野など、高い品質基準が求められる製品づくりを支える三益工業。
その中で、熱処理検査を担当する渡辺さんにお話を伺いました。

目に見えない品質を保証する仕事

Q. 現在担当されている仕事内容を教えてください。

熱処理工程における工程検査と外観検査を担当しています。
熱処理は製品の内部で起こる変化なので、見た目だけでは判断できません。
材料がどの温度で、どれくらいの時間処理されたのか、が指示内容通りに実施されているのか、記録やデータを確認しながら品質を保証していきます。

Q. 品質保証の仕事には、どのような責任がありますか?

とても責任の大きな仕事だと思っています。
航空機関連の製品なども扱っていますので、「大丈夫だろう」という判断はできません。
処理条件や試験結果、各種記録を確認し、「この製品は要求品質を満たしています」と証明していく仕事です。
見えない品質を保証するために、「根拠を積み上げていくこと」が大切だと思っています。

未経験からの挑戦

Q. もともと熱処理の経験はあったのでしょうか?

いいえ、全くありませんでした。
子育てが落ち着いた頃、前任者から「やってみる?」と声をかけていただいたのがきっかけです。
熱処理も航空関連の規格も、本当に何も知らない状態からのスタートでした。

Q. 未経験からどのように知識を身につけたのですか?

とにかく勉強でした。
大きな転機になったのは、新しい認定案件を担当したことです。
お客様と直接やり取りをしながら資料を準備し、社内でも相談しながら進めました。
分からないことばかりでしたが、その経験を通して大きく成長できたと思います。

測定機を操作して検査を行う様子

学び続けることが成長につながる

Q. 仕事のやりがいを感じる瞬間は?

認定や承認を取得できた時です。
多くの資料やデータを揃え、審査を受けた結果、「承認します」と評価をいただけた時は本当に嬉しいですね。
苦労した分だけ達成感も大きいです。

Q. 今後の目標を教えてください

昨年、国家資格を取得することができました。
次の資格はさらに難易度が高いのですが、挑戦してみたいという気持ちはあります。
まだまだ学ぶことはたくさんありますし、自分自身も成長していきたいと思っています。